【日立市】日立市かみね動物園で6月17日よりアムールトラの展示練習が開始されています。
2024年5月29日に、「日立市かみね動物園」に来園した2頭のアムールトラ。その展示練習が6月17日より開始されています。場所はかみね動物園の一番奥にある「がおーこく」。
新しく仲間入りしたのは、オスの新(しん)くんとメスの和(なごみ)ちゃん。今回来園したのは、長野市茶臼山動物園の新猛獣舎建設に伴う一時預かりのためで、かみね動物園でのアムールトラの展示は初めて。
アムールトラは世界で最も大きな種類で、かみね動物園に以前からいたベンガルトラよりも大きな個体です。
トラが3頭になりさらに「がおーこく」の迫力も増したのではないでしょうか。3頭のトラの見分け方については、トラの屋内展示場近くに設置されている掲示板で公開されています。
しかし同じ場所にいるわけではないため、パッと見ただけではなかなか区別がつかないかもしれません。それぞれをよく見くらべてみると、右目の上の模様が違うことに気づくかと思います。
さわちゃんは右目の上に特徴的な縞模様が入っていますが、新くんは右目の上が波模様に。
和ちゃんは6月23日訪問時には展示場に姿がありませんでしたが、右目の上の模様が前の2頭とは異なるようです。それぞれを識別できるようになると、確かに新くんの体は大きく毛もフサフサしている様子が分かります。
トラは暑い日には水に浸かり体を冷やす行動があるようで、これからの季節には水中で遊ぶ様子が見られるかもしれませんね。
トラを早く見たいという人も多いようですが、新くんや和ちゃんはもちろん、さわちゃんも環境の変化により緊張しているとのこと。そのため当日のトラの状態によっては展示場で見られないこともあるそう。
トラたちが環境に慣れてくれるまで後どれくらいかかるかは分かりませんが、状態が落ち着くまでゆっくり待ちましょう。
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